東京都 · 更新: 2026-10-07
浅草駅周辺には、寺院や神社から公園・博物館・遊園地まで24箇所の散歩スポットが集まっている。最寄り駅の浅草駅から徒歩2分の西浅草八幡神社・感応稲荷神社に始まり、いちばん遠い熱田神社でも18分、起点になる浅草寺は4分の距離にある。仲見世のにぎわいと、路地に点在する小さな寺社を続けて歩けるのがこの一帯の特徴だ。
このガイドには24件の散歩スポットが載っており、うち24件は最寄り駅から平均徒歩8分(2〜18分)。
zorozoro の登録データからページ生成時に集計。徒歩分は最寄り駅からの直線距離×1.3を80m/分で換算した目安。
歩く順番の目安: 浅草寺(徒歩4分)から久米平内堂・浅草神社と境内まわりを巡り、東側のアミューズミュージアムへ。西へ回って花やしき・浅草公園水族館跡・凌雲閣跡・太鼓館、さらに西浅草八幡神社・感応稲荷神社・日輪寺・天嶽院・霊光寺・遍照院・本久寺・実相寺と寺社をたどる。11:30〜14:00のグリル佐久良で折り返し、午後は隅田公園から本龍院・本龍寺・山谷堀公園・今戸神社と北上し、正法寺・熱田神社で締める。
628年(推古天皇36年)、宮戸川で漁をしていた兄弟が観音像を引き上げたことに始まると伝わる、都内で最も古いとされる寺院。雷門から仲見世、宝蔵門を経て本堂へ参道が続き、境内には五重塔も建つ。浅草駅から徒歩4分で、散歩の起点にしやすい。
宝蔵門の手前にある小さなお堂で、浅草駅から徒歩4分。罪を悔いて座禅を組んだ江戸前期の武士・久米平内をまつり、「踏みつけ」がのちに「文付け」と結びついて、今は縁結びを願う人が手を合わせる。参道の途中で足を止めたい。
本堂の東隣に鎮座し「三社様」と呼ばれる神社で、徒歩6分。現在の社殿は1649年(慶安2年)に徳川家光の寄進で建てられた国の重要文化財で、毎年五月の三社祭はこの神社の祭礼にあたる。
二天門のそばにあった美術館で、徒歩5分。青森の農家が繕い重ねた布「BORO」や浮世絵を展示していたが、2019年3月に閉館している。
1853年(嘉永6年)に植物園「花屋敷」として開かれた日本最古の遊園地。1953年製のローラーコースターなど昭和の乗り物が小さな敷地に詰まっている。徒歩5分、10:00〜18:00。通り沿いから眺めるだけでも雰囲気がある。
1899年(明治32年)に浅草公園へ開かれた水族館の跡地で、徒歩3分。二階の演芸場では大正期に浅草オペラが上演された。建物は残らないが、六区を歩きながら往時を想像したい。
1890年(明治23年)建設の十二階建ての塔「浅草十二階」の跡地で、徒歩4分。日本初の電動エレベーターが設置されたが、1923年の関東大震災で損壊し取り壊された。今は碑が建つ。
徒歩3分の、太鼓をテーマにした博物館。和太鼓や神輿を手がける宮本卯之助商店が運営し、日本各地の太鼓と世界各国の打楽器が集められている。
徒歩2分、住宅や小さな店が並ぶ街なかに社殿が建つ。人の流れから離れて静かな時間を過ごしたいときに。参拝後は合羽橋の道具街まで足を延ばすのもいい。
徒歩2分の稲荷神社。大通りから一本入ると鳥居と社殿が静かに並ぶ。足を止めて一礼し、また歩き出す立ち寄り方が似合う。
徒歩3分。人通りから少し外れた通り沿いにあり、山門をくぐると空気が落ち着く。境内を一巡りするだけで気分が切り替わる。
徒歩3分。大通りから一本入ると現れる、江戸以来の寺町のたたずまい。門前で境内の木々や石塔を眺めるだけでも下町の時間を感じられる。
徒歩5分。通りから一歩入ると本堂の建つ境内が静かに広がる。仲見世のにぎわいを離れ、暮らしの中にある寺の姿を眺めたい。
徒歩6分。雷門や仲見世の通りを外れ、住宅や商店にまじって建つ小さな寺。本堂の前で手を合わせ、木を見上げて足を休められる。
徒歩6分。表通りを一本入ると、こうした寺が続けて現れる一帯にある。地図に頼らず路地を選んで歩く散歩に合う。
徒歩8分。実相は「ありのままの姿」を指す仏教の言葉。人通りの多い一帯から離れ、門の内に入ると通りの音が遠のく。
浅草三丁目の洋食店で、徒歩10分。グリルやフライ、サンドイッチに魚介料理も並ぶ。月曜と水曜〜日曜の11:30〜14:00なので、散歩の折り返しを昼に合わせたい。
隅田川の両岸に広がる公園で、徒歩11分、入場無料。関東大震災からの復興事業として1931年(昭和6年)に開園し、徳川吉宗の流れをくむ桜並木が続く。
待乳山聖天の名で親しまれる浅草寺の支院で、徒歩12分。大聖歓喜天にちなむ大根と巾着が寺紋で、参拝者が大根を供える風習が続く。石段を上がると見晴らしがきく。
徒歩14分。観光案内に大きく載る場所ではないが、門をくぐると静かな時間が流れる。同じ街の落ち着いた表情に出会える。
隅田川から日本堤へ通じた山谷堀を埋め立てた細長い公園で、徒歩15分。かつて舟で吉原へ向かう道筋で、今は桜並木の遊歩道が続く。
1063年(康平6年)創建と伝わる神社で、徒歩15分、09:00〜16:00、入場無料。招き猫発祥の言い伝えがあり境内に猫の像が置かれ、沖田総司終焉の地とされる碑も建つ。
徒歩16分。表通りの人出から一歩入ると、山門のまわりだけ音が遠のく。街なかの寺らしい静けさがある。
徒歩18分と、このエリアでいちばん遠い神社。地域の氏神として続いてきた社で、鳥居をくぐると通りの音が少し遠のく。境内の木々を眺めてひと息つきたい。
最後に: 時間の決まっている今戸神社(09:00〜16:00)、花やしき(10:00〜18:00)、グリル佐久良(11:30〜14:00)を軸に組み立てると歩きやすい。