神奈川県 · 更新: 2026-07-30
桜木町駅周辺には、1931年開店の老舗から1965年製のジュークボックスが現役で回るバーまで、9箇所の散歩スポットが集まっている。9軒はすべて横浜市中区の野毛町1〜3丁目と桜木町1丁目にあり、番地の並びを追うだけで一本の散歩コースになる。歩く距離より、暖簾をくぐる回数のほうが多くなる街だ。
歩く順番の目安: 明るい時間から開く[ワインのお店 ムー](/spot/dd96daf6-83a6-4e2c-937d-f5e52c5333e6)で助走をつけ、駅前の[酒蔵 石松](/spot/9b9647d3-3511-4970-9db5-e58337e63120)へ。売り切れ次第終了の[やきとり コッコ堂](/spot/b313ef6c-e0dd-42bd-81f2-d33cbeedc28b)を早めに押さえ、[鳥芳](/spot/a6961cb4-82bc-4481-b069-74be6774b4e7)、[金井商店](/spot/af49f5f7-f06b-4418-91cb-f8a3ffc05646)と1丁目を流し、2丁目の[福家](/spot/0c8a2219-8810-4622-baf2-167616e25542)で腰を据える。あとは3丁目の[野毛 ウミネコ](/spot/9f936a18-5b74-4339-b749-7172401cf17c)、[ボーダーライン](/spot/02388f5d-8b33-466b-a142-9c2b9a7b4c9b)と回り、〆に[山荘](/spot/a461d4d2-6295-4214-9cb5-2aa1abaca4b3)。
野毛町3-133-1。明るい時間からワインが飲める店で、スパイシーな一皿と合わせて楽しめる。日が高いうちに一杯やれる店は、散歩の起点として使いやすい。
桜木町1-1 びおシティ82の地下にある酒場。野毛の入り口として親しまれてきた一軒だ。毎朝中央卸売市場から仕入れる上まぐろブツや中トロが名物で、駅を出てすぐ最初の一皿にたどり着ける。
野毛町1-1の焼き鳥店。売り切れ次第終了なので、早めの時間が狙い目になる。腹が減っているうちに寄っておきたい一軒。
1959年創業、野毛指折りの古参とされる焼き鳥店。8年前に店を引き継いだ若大将が、先代から譲り受けたタレとレシピを守りつつ、時代に合わせて変えている。予約不可なので、足で訪ねるしかない。野毛町1-24。
野毛町1-15。看板はなく、丸電球と濃紺の暖簾だけが目印になる。花ズッキーニのフリットや海老のビスクなど、すべて1人前ずつ盛ってくれるので、はしごの途中でも寄りやすい。
1931年開店の老舗。名物のどぜうと、火を点けるひれ酒が楽しめる。4代目の店主が守る味で、この散歩でいちばん長い時間を積んでいる一軒だ。野毛町2-97。
野毛町3-122。刺し盛りが名物の酒場で、内装は老舗酒場『侘助』から受け継いだもの。器も店も、前の時代から引き継がれている。
2005年創業の野毛のバー。基本的に金土日はライブを開催しており、1965年製のジュークボックスが現役で稼働する。音が鳴る夜に当てたいなら週末に合わせたい。野毛町3-142。
野毛町2-64。ジンベースの山荘カクテルが名物のバーで、ジュークボックスは3曲200円。手製のピザも〆に人気があり、最後の一軒に向いている。
最後にひとつ。 9軒とも予算データは登録されていないため、金額は当日お店で確かめたい。データに残る唯一の価格は山荘のジュークボックス3曲200円だ。予約不可の鳥芳と、売り切れ次第終了のコッコ堂を軸に時間を前倒しで組むと、9軒の並ぶ狭い路地を無駄なく回れる。