東京都 · 更新: 2026-08-17
日本橋駅周辺には、江戸前寿司の老舗からそば屋、和紙舗、日本茶の喫茶まで4箇所の散歩スポットが集まっている。4軒はすべて中央区日本橋2〜3丁目にあり、1690(元禄3)年創業の茶商・山本山、1806(文化3)年創業の和紙舗・榛原、屋台から140余年の吉野鮨本店、120年以上のれんを守るやぶ久と、どれも長く続く店ばかりだ。にぎりずし3300円、黒豚つけカレーせいろ1815円、朱印帳2310円、アフタヌーンティー5500円と代表的な品の値段がはっきりしているので、予算を立てやすいのもこのエリアの歩きやすさである。
このガイドには4件の散歩スポットが載っており、うち4件は最寄り駅から平均徒歩2分(1〜4分)。
zorozoro の登録データからページ生成時に集計。徒歩分は最寄り駅からの直線距離×1.3を80m/分で換算した目安。
まず吉野鮨本店で早めの昼食を取りたい。ネタがなくなり次第閉店するので、この1軒だけは時間を優先するのが安全だ。食後は榛原で和紙の小物を眺め、山本山 ふじヱ茶房でお茶の休憩(喫茶は11時〜17時LO)。締めに日本ばし やぶ久でそばをたぐる。住所は日本橋3-8-11、2-7-1、2-5-1、2-1-19と一帯に収まっている。
屋台から始まって140余年、日本橋髙島屋の裏に構える江戸前寿司の老舗。酢締めや煮付けといった仕事を「素材を生かす技術」として受け継ぎ、シャリは赤酢と塩のみで仕立てる。にぎりずしは3300円で、カウンターに座れば職人の手仕事をそのまま眺められる。ネタがなくなり次第閉店なので、散歩の予定はこの店を軸に組みたい。
1806(文化3)年創業の和紙舗で、東京日本橋タワーの1階に入る。なめらかで光沢のある手漉きの雁皮紙を扱い、明治・大正期のデザインを写した千代紙の小物も並ぶ。朱印帳2310円、榛原ノート1760円と、持ち帰りやすい価格帯のものが揃う。代表柄「色硝子」は店舗の外観デザインにも使われているので、入る前に一度見上げてみてほしい。
1690(元禄3)年創業の茶商・山本山が2018年に開いた旗艦店。丁寧に湯温を下げていれる玉露と、そこから立ち上がるお茶の甘味を、所作の見えるカウンターで味わえる。お茶2種と菓子10種のアフタヌーンティーは5500円。併設ショップではお茶とのりも買えるので、土産を探すならここが便利だ。喫茶は11時〜17時LO。
日本橋で120年以上のれんを守るそば店。そば粉10に小麦粉2を合わせた外二そばを、足踏み製法で仕込んでいる。名物はカレー南蛮で、黒豚つけカレーせいろ1815円も人気。そばづくしのコースもあり、3階には掘りごたつ席があるので、歩き疲れた足を伸ばして締めくくれる。
時間の制約があるのは吉野鮨本店(ネタがなくなり次第閉店)と山本山 ふじヱ茶房の喫茶(11時〜17時LO)の2軒だけ。この2つを先に押さえて組み立てれば、日本橋2〜3丁目の一帯を無理なく半日で歩き通せる。