東京都 · 更新: 2026-10-12
三越前駅周辺には、乾物の老舗や日本唯一の楊枝専門店、老舗喫茶から抹茶スタンド、川を巡るクルーズまで8箇所の散歩スポットが集まっている。8つのうち7つは三越前駅から徒歩1〜4分の日本橋室町周辺にあり、日本橋クルーズだけは日本橋駅から徒歩3分の日本橋のたもとが発着点。江戸期からの商いが今も店先に残るエリアなので、買い物と喫茶を交互に挟みながら歩くと1日が組みやすい。
このガイドには8件の散歩スポットが載っており、うち8件は最寄り駅から平均徒歩2分(1〜4分)。
zorozoro の登録データからページ生成時に集計。徒歩分は最寄り駅からの直線距離×1.3を80m/分で換算した目安。
歩く順番: 朝9時に開くはまの屋パーラーで朝食をとり、同じ建物の八木長本店が10時に開いたら出汁を飲み比べ。そのまま日本橋さるや、神茂と室町1丁目の老舗を回り、11時開店の日本橋木屋本店とIPPUKU & MATCHAへ。午後は三越本店2階のカフェ ウィーンで休み、日が傾いたら日本橋クルーズで舟に乗る。さるやと神茂は日・祝休、クルーズは水曜休みなので、平日か土曜に歩くと8軒すべてを通せる。
1966年に有楽町で創業し、2023年に日本橋へ移転した老舗喫茶。先代から続くサンドゥイッチの味を受け継ぎ、玉子とフルーツのハーフ&ハーフは850円、特製プリンは600円。創業以来のイスや絵画が前の店の面影を残す。三越前駅から徒歩2分の八木長ビルB1で、毎日9:00〜18:00、無休。
8代将軍吉宗のころ、伊勢商人の初代が日本橋で始めた乾物の老舗。かつお節を軸に昆布やシイタケ、豆類を扱い、都内の料亭やプロにも信頼される。店頭では関東・関西・野菜の「出汁3種」を1杯440円で飲み比べできる。三越前駅から徒歩2分、10:00〜18:30、無休。店舗設計は長坂常とスキーマ建築計画。
宝永年間から300年以上続く、日本唯一の楊枝専門店。香りが強く弾力のあるクロモジを材料に、職人が1日400本ほどを手作りする。看板の上角楊枝は20本1320円で、桐箱の楊枝入れには名入れもできる。三越前駅から徒歩3分、月〜土10:00〜17:00、日・祝は休み。
元禄元年創業、5代将軍徳川綱吉の世から続く練り物専門店。看板の手取り半ぺん432円は、気仙沼や焼津から毎日仕入れる青鮫とよし切り鮫に山芋や卵白を混ぜ、石臼ですってゆで上げる。おでん種やかまぼこ、さつま揚げも並ぶ。三越前駅から徒歩4分、月〜金10:00〜18:00・土は17:00まで、日・祝休。
1792(寛政4)年、初代・加藤伊助がのれん分けで始めた刃物の専門店。包丁やはさみを中心に各地の職人とコラボした道具も並び、純銅の薬味おろし金・鶴は2750円。店頭で刃研ぎの実演やメンテナンス相談もでき、併設の展示スペース「izutuki」も覗ける。三越前駅から徒歩1分、COREDO室町1の1階で11:00〜19:00、休みは施設に準じる不定休。
100%京都府宇治市内産の抹茶を提供するティースタンド。江戸時代から続く茶農家の茶葉を使い、シングルオリジンの抹茶とセットの抹茶パフェは3500円〜。店内奥の茶室では作法を気にせず抹茶を楽しめ、要予約の茶室限定スイーツもある。三越前駅から徒歩2分の日本橋三井タワー1階、11:00〜20:00で無休、テイクアウト可。
日本橋三越本店 本館2階にある、ウィーン市公認の本格派カフェ。戦前のオペラ歌手ネリー・メルバのために作られたデザートを再現した「フィルシメルバ」が名物で、スワン形のガラスの器にバニラアイスや黄桃のコンポート、木いちごのソースを重ねる。三越前駅から徒歩1分、10:00〜18:30、不定休。
日本橋発着の周遊クルーズ。約1時間のオープン船にガイドが付き、飲食の持ち込みもできる。サンセットやナイトなど各種コースがあり、ナイトクルーズ80分は大人3500円〜。発着点は日本橋駅から徒歩3分の日本橋下で、水曜休み。屋根のない船のため雨天は中止、運航スケジュールは公式サイトで確認を。
最後にひとつ。 室町の老舗は日・祝が休みの店があり、クルーズは水曜休みで雨天中止。平日の午前に八木長本店や神茂を回り、夕方の舟で締める組み方なら、8スポットを一度の散歩でつなげられる。