三越前さんぽガイド — 江戸の老舗と日本橋クルーズを巡る
東京都 · 更新: 2026-08-14
三越前駅周辺には、300年以上続く老舗の専門店から抹茶スタンド、日本橋発着のクルーズまで8箇所の散歩スポットが集まっている。元禄元年創業の練り物店や宝永年間から続く楊枝専門店など、江戸から代を重ねてきた商いが室町一丁目・二丁目の徒歩圏に密集しているのがこのエリアの特徴だ。出汁3種の飲み比べ440円、上角楊枝20本1320円といった手の届く買い物から、ナイトクルーズ80分3500円〜の水上体験まで、予算に合わせて組み立てられる。
おすすめの順番: 日本橋室町1丁目の老舗3軒(神茂 → 八木長本店 → さるや)から歩き出し、八木長ビル地下のはまの屋パーラーで休憩。日本橋三越本店のカフェ ウィーンを覗いたら、室町2丁目へ移ってIPPUKU & MATCHA、日本橋木屋本店。最後に日本橋のたもとから日本橋クルーズで水上へ出るのが締めにちょうどいい。
日本橋 神茂
[日本橋 神茂](/spot/299a21be-f91f-49ba-bb48-1075f7a4d729)は元禄元年創業、5代将軍徳川綱吉の世から続く練り物専門店。看板の手取り半ぺん432円は、気仙沼や焼津から毎日仕入れる青鮫とよし切り鮫に山芋や卵白を混ぜ、石臼ですってゆで上げたもの。おでん種やかまぼこ、さつま揚げも並ぶ。中央区日本橋室町1-11-8。
日本橋 八木長本店
[日本橋 八木長本店](/spot/0ea7ab97-b277-43f9-bcfc-2352b6dc9f60)は8代将軍吉宗のころ、伊勢商人の初代が日本橋で始めた乾物の老舗。かつお節を軸に昆布やシイタケ、豆類を扱い、都内の料亭やプロにも信頼されている。店頭では関東・関西・野菜の「出汁3種」を1杯440円で飲み比べできる。店舗設計は長坂常とスキーマ建築計画。
日本橋さるや
[日本橋さるや](/spot/10eb4000-9494-4a6c-bcc4-bb757098d974)は宝永年間から300年以上続く、日本唯一の楊枝専門店。香りが強く弾力のあるクロモジを材料に、職人が1日400本ほどを手作りする。看板の上角楊枝は20本1320円で、桐箱の楊枝入れには名入れもできる。小さくて軽く、土産にしやすい一品だ。
はまの屋パーラー日本橋本店
[はまの屋パーラー日本橋本店](/spot/46529282-f098-433e-a09a-27606393d120)は1966年に有楽町で創業し、2023年に日本橋へ移転した老舗喫茶。先代から続くサンドゥイッチの味を受け継ぎ、玉子とフルーツのハーフ&ハーフ850円が人気だ。創業以来のイスや絵画が前店舗の面影を残す。数量限定のたらこスパゲティや特製プリン600円も。
カフェ ウィーン
[カフェ ウィーン](/spot/fd8457d3-67e7-4487-8ef5-26c930b1315f)は日本橋三越本店 本館2Fにある、ウィーン市公認の本格派カフェ。名物は戦前のオペラ歌手ネリー・メルバのために作られたデザートを再現した「フィルシメルバ」。スワン形のガラスの器に、バニラアイスや黄桃のコンポート、木いちごのソースを重ねる。
IPPUKU & MATCHA 日本橋店
[IPPUKU & MATCHA 日本橋店](/spot/5dca2b22-02b9-42c0-809c-2917ff695ad8)は100%京都府宇治市内産の抹茶を提供するティースタンド。江戸時代から続く茶農家の茶葉を使い、シングルオリジンの抹茶とセットの抹茶パフェは3500円〜。店内奥の茶室では作法を気にせず抹茶を楽しめ、要予約の茶室限定スイーツもある。テイクアウト可なので、歩きながらの一杯にも。
日本橋木屋本店
[日本橋木屋本店](/spot/ebb9ca74-d1e2-4130-8e33-78af5c091440)は1792(寛政4)年、初代・加藤伊助がのれん分けで始めた刃物の専門店。包丁やはさみを中心に、各地の職人とコラボした道具も並び、純銅の薬味おろし金・鶴2750円など。店頭では刃研ぎの実演やメンテナンス相談もできる。併設展示スペース「izutuki」あり。COREDO室町1 1F。
日本橋クルーズ
[日本橋クルーズ](/spot/d82340fb-2d37-4bbf-b242-1d3a7449e245)は日本橋発着の周遊クルーズ。約1時間のオープン船でガイド付き、飲食の持ち込みも可能だ。サンセットやナイトなど各種コースがあり、ナイトクルーズ80分は大人3500円〜。屋根無し船のため雨天は中止、運航スケジュールは公式サイトで確認を。
最後にひとこと: 老舗は買い物が主役なので、クルーズを最後に組むなら先に荷物を軽くしておきたい。雨の日はクルーズが中止になるため、三越本店の館内やCOREDO室町1で完結する屋内コースに切り替えるのが無難だ。
よくある質問
- 三越前駅の周りにはどんなスポットがありますか?
- 練り物の神茂、乾物の八木長本店、楊枝のさるや、刃物の木屋本店といった老舗専門店に加え、はまの屋パーラーやカフェ ウィーン、IPPUKU & MATCHAといった喫茶・抹茶の店、日本橋クルーズを合わせた8箇所です。
- 予算はどのくらいかかりますか?
- 八木長本店の出汁3種飲み比べ440円、神茂の手取り半ぺん432円、はまの屋パーラーの特製プリン600円など数百円台から楽しめ、さるやの上角楊枝20本1320円、木屋本店のおろし金2750円、IPPUKU & MATCHAの抹茶パフェ3500円〜と幅があります。
- 老舗好きにおすすめのスポットはどこですか?
- 元禄元年創業の神茂、宝永年間から300年以上続くさるや、1792年創業の木屋本店、8代将軍吉宗のころに始まった八木長本店が、いずれも江戸時代から続く専門店です。
- 雨の日でも楽しめますか?
- 日本橋クルーズは屋根無し船のため雨天は中止ですが、日本橋三越本店 本館2Fのカフェ ウィーンやCOREDO室町1の木屋本店など屋内のスポットは巡れます。