神奈川県 · 更新: 2026-07-31
片瀬江ノ島駅周辺には、古着店や本の店から水族館、教会、2つの海岸、そして江の島まで、8箇所の散歩スポットが集まっている。住所の多くが藤沢市片瀬海岸に並び、料金がはっきり決まっているのは新江ノ島水族館の入場料¥2,800だけ。あとは砂浜と路地を歩くだけで、半日から一日が過ぎていくエリアだ。
おすすめの順路: 駅を出たら片瀬海岸1丁目の店を3軒まわり(Ace General Store → Bong Sadhu Room → Enoshima Diner OPPA-LA)、東の浜へ出て東浜を歩く。そこからカトリック片瀬教会、新江ノ島水族館と内陸〜海沿いを進み、西浜・鵠沼へ渡って、最後に江の島へ入る。水族館は最終入場16:00なので、そこを軸に時間を決めるといい。
NY発のヴィンテージからTYPE Xまでを扱う古着店。祖父が営んでいた旅館の建屋をそのまま引き継ぎ、現在は5店舗が入る複合施設になっている。住所は藤沢市片瀬海岸1-13-8。海に出る前の一軒目として、服だけでなく建物ごと眺めたい場所だ。
Ace General Store と同じ建物内にある本の店(藤沢市片瀬海岸1-13-9)。インドの修行僧サドゥのように、人の手の跡が残るものを扱う。同じ建屋の中で階や部屋を移るだけなので、古着を見たあとにそのまま立ち寄れる。
江の島ビュータワー4階にある、江の島を望むライブスペース兼ダイナー。2001年7月7日7時オープンという、いかにも湘南らしい始まり方をした店。浜に降りる前に、高い位置から島と海の位置関係を頭に入れておける。
江の島を挟んで東側の浜。西浜・鵠沼と合わせて約1.6kmに及ぶ砂浜で、1960年代には加山雄三主演の『若大将』シリーズの舞台となり、その後サーフィンやビーチバレーの聖地として発展した。東浜は家族連れが集まる海水浴場で、波を追うより砂の上をのんびり歩くのに向いている。
1939年献堂の木造教会(藤沢市片瀬海岸2-2-35)。当時は外国文化に抵抗のある周辺住人もいたため、寺院のような和風建築になったという。聖堂内には長谷川路可の聖画がある。ガイドを希望する場合は問い合わせが必要。
江の島と海をすぐそばに望む水族館。イルカショー発祥の館として知られ、ネコザメに触れるタッチプールもある。入場料は¥2,800、最終入場16:00で、営業時間は季節や連休によって変動する。この日の散歩で唯一まとまった料金がかかる場所なので、予定の中心に置くと組み立てやすい。
江の島を挟んで西側の浜。サーフショップが並び、多くのサーファーが波を追う。目の前には江の島のヨットハーバーが見える。日本人が思い描く「湘南」の風景は、この辺りから生まれた——そう言われる景色を、実際に立って確かめられる。
湘南の風景の中心にある島で、約2000万年前に南の海からやって来た。江戸時代は弁財天への参詣地、昭和は新婚旅行、平成はデートスポット、令和はインバウンド観光と、時代ごとに訪れる人が変わってきた。ヨットハーバー、シーキャンドル、岩屋があり、この散歩の締めくくりにふさわしい。
最後に: 8スポットのうち、はっきりした料金があるのは水族館の¥2,800のみ。最終入場16:00に合わせて水族館を先に入れ、残りの時間を東浜・西浜と江の島に配分すると、無理なく一日でまわれる。